"multiAVCHD"でウェディング・ムービー編集&作成 |
multiAVCHDは、
・ 各種動画ファイル(m2ts,mp4等)をBlu-ray形式でオーサリングできる
・ チャプター / 音声 / 字幕が追加できる
・ オープニングムービーが追加できる
・ メニューの作成・編集ができる
・ メニュー背景やサムネイルに動画を利用できる
等の特徴を持つ、高機能かつフリーなブルーレイ対応のオーサリングソフトです。
ダウンロードしたバージョンは、v4.1(build771)でした。
"Media"タブで、動画ファイルを読み込んだ後の画面はこんな感じ。
6つのタイトル(動画ファイル)が登録されています。
動画の"transcode"が正しく設定されると、タイトル名が緑色のハイライトになるようです。
各タイトルのプロパティ設定画面はこんな感じ。
・ プレビューを見たり、直接時間を指定するなどして任意にチャプターを作成
・ "Title name" でタイトル名(日本語は文字化け等があるらしいので英文推奨)を入力
・ "Poster image"でサムネイルの画像(1920x1080ピクセルのjpg)を設定
・ "After playback"でプレイ後の動作を設定
タイトルのサムネイルは動画ファイルでモーション化できますが、今回は静止画です。
次は、トランスコードの設定画面。
・ "Resize"で動画サイズが「1920x1080」であることを確認
・ "Change fps" を「29.970」に設定
・ "Bitrate"は任意ですが、今回は特に設定せず
ただ、スライドショーを作成したmp4ファイルのトランスコード設定画面は、
中央に”Transcode may not work if you see this message!”という少し怖い表示が出ていましたが、無視してトランスコードを実行すると無事変換されていました。(^^;
"Media"の次の"Author"タブはこんな感じ。
・ "Menu style and options" で3つのメニューのうちの「Slide menu」をチェック
・ "Add title-list menu" にチェックを入れてタイトルリストを追加
・ "Playback sequence"で「Skip welcome screen」をチェック
あとは"default"だったと思います。
一番の山場である"Menu"タブはこんな感じ。
・ "Headline"でメニュー画面のタイトル(英文推奨)を入力
・ "Footer" で編集者名(英文推奨)を入力
・ "Font"でHeadlineのフォントを設定
さらに左下の"General"タブで、
・ "Default menu type"を「Static(静止画)」に設定
・ "Background image"で任意の背景画像(1920x1080ピクセルのjpg)を設定
・ "Smart line"でメニュー画面右下に出るテキスト(英文推奨)を入力
その隣の"Advanced"タブでは、
・ "Background audio"で任意の音楽ファイル(MP3等)を設定
これでメニューが表示されているときに好きなBGMを流すことができます。
実は、"Create motion title thumbnail"にチェックを入れて、タイトルのサムネイルの
モーション化を試しましたが、いろいろ設定してもうまくメニューが生成されませんでした。orz
試行錯誤の末、ようやく動作するようになったメニューのプレビュー画面がこちら。
タイトルを変えると、もちろんサムネイルも変わります。
サムネイルの下の黒い部分に反射した画像がとてもいい感じです。
追加したタイトルリストはこんな画面になりました。
実際のテレビの映像は各サムネイルが画面の左右に多数映し出されてすごく綺麗です。
メニューがプレビューで正常に動作したら、いよいよオーサリングの開始です。
今回はドライブの関係で妻の非力なセレロンマシンで編集作業を行ったため、
3GBのm2tsファイルの処理に約50分、100-150MBのmp4ファイルの処理に各6-10分、
メニューの生成に2-3分かかり、オーサリングの所要時間は計1時間20分でした。
あとはオーサリングしたファイルをisoなイメージファイルに変換してBD-REに焼くだけです。
使用したソフトは定番の"ImgBurn"で、イメージファイルの構築は約わずか2分ほど完了し、
BD-REの書き込みに要した時間も約8分ほどでした。
焼き上がったBD-REをBDレコーダーにセットすると、無事にメニュー画面が出現!
すべてのメニューボタンが正常に動作し、サムネイルも綺麗に表示されていました。
頑張って作ったハイビジョン規格のスライドショーも不具合なく再生され、とても綺麗でした。
これなら1週間以上頑張った甲斐があったというものです。\(^o^)/
もちろん、長女にも見せましたが、とても喜んでくれました。
いつか次女も結婚式を挙げる時が来たら、また頑張ってウェディング・ムービーを作ろうと
思った次第です。(^^;