T1R ロードインプレッション |
おニューなT1Rを評価すべく、鳳来寺山までツーリングに行ってきました。
ただし、フロントが225/40-R18→205/50-R17、リヤが265/35-R18→235/45-R17と大きくサイズを変更しているので、T1Rのみの評価では無いことをご了承ください。
まずは市街地。
一番うれしかったのは轍にハンドルを取られることがほとんど皆無になったことです。
550SEで市街地を走っていて、一番気になっていたのが轍での挙動だったので、これだけでも大満足です。
乗り心地に関してはインチダウンが大きく影響していると思いますが、かなり良くなった印象です。
また、走行音も静かになり、オーディオやエンジンの音が良く聞こえるようになりました。
次は高速道路。
直進安定性が明らかに向上しました。
タイヤが真っ直ぐ進む意志を持っているかのように直進する感じです。
また、サイズダウンしたにも関わらず、かえってしっかり路面を捉えている感じになりました。
同乗した妻も「ピッタリ道路に張り付いているみたい。」と言っていました。
乗り心地や静粛性も以前より良くなり、高速道路を走るのが本当に楽しくなりました。
高速道路での直進安定性こそT1Rの真骨頂ではないかと思いました。
最後にワインディング。
各所のレビューやインプレで聞くように、タイヤの剛性感が独特でした。
例えて言うと、ステアリングを切るとグニュとたわんでから向きを変える感じです。
また、旋回中は常にタイヤがニュートラルに戻ろうとする感じで、それなりの操舵力が必要でした。
サイズダウンにも関わらず、ブレーキの効きやグリップそのものは高くなった感じなので、このT1R独特の操舵感に好みが分かれると思いました。
以上、3つのシチュエーションで感じたことを簡単に述べましたが、空気圧の調整や扁平率の違いでもこのタイヤの印象はかなり変わってくると思います。
現時点では個人的に5点法で4.8点を与えたいタイヤです。
私の車の使い方(高速道路主体)とコストパフォーマンスを考えると、今回T1Rをチョイスしたのは大正解だったと思います。